要素マップ(概念データモデル)について

システム開発前・受注前に作成する"要素マップ"について、ご紹介いたします。
私たちは、お客様とシステム開発者(設計メンバー・開発メンバー・サポートメンバー)をつなぐために、
とても重要な資料と位置づけています。


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要素マップ

一般的な概念データモデルを使いやすくした資料で、エンティティ(要素)とカーディナリティ(0, 1, N)に特化させた資料です。

私たちはこれを”要素マップ”と呼んでいます。
記載方法は変わりますが、要素を利用した業務フローでもあります。

属性やキー情報などの整理も当然必要です。初期の段階では、業務自体が不明瞭なので精度はあがりません。
そのため属性やキー情報はメモ程度の記載にとどめ、要素とその関係性の整理に注力しています。

この資料は、システム開発着手後、都度、メンテンナンスする資料です。
物理設計(ER図 / テーブル仕様書)において、ポイントとなる資料でもあります。


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要素マップサンプル

簡単なテーマで、要素マップを記載します。
※すでに類似するパッケージや既存のシステムがあるので、実際に、このような依頼はないと思います。

お客様からの依頼

うちの会社の社員が、どんな組織を担当したか?把握できるような仕組みを作ってほしい。

要素マップの作成作業を大きく4つのステップ分けて、ご紹介いたします。

1/4 提案前の考察(大雑把な関係性)

2/4 提案前の考察(0 の関係性の考察)

3/4 提案前の考察(全体)

4/4 提案前の考察(全体のまとめ)


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ご依頼内容の確認

業務フローとセットでヒアリングいたします。

的外れなシステムにならないように、この粒度で考察しています。